火器管制





火器管制

 OverGでは数多くの火器管制システムがありますがそれについてマニュアルやゲーム中ではほとんど触れられておりません。
 これがこのゲームの敷居を高くしている一因でもあります。
 今回はこの火器管制について学んで行こうと思います。

火器管制とは

 火器管制装置とはミサイルや機関砲といった武器に対し目標を指示し、これに対して攻撃することをつかさどるための装置です。
 多くの場合、レーダーと連動し、目標の移動方向や速度に合わせて最適の発射タイミングを武器に指示します。

探知システムの種類

 火器管制はそれぞれ固有の探知システムを持ちます。

  1. 【レーダー】 多くの火器管制システムはレーダーと連動しています。レーダーとはRadio Detection And Rangingの頭文字であり、その名の通り電磁波を使用して目標を探知し、その距離を判別するためのシステムです。その性質上、目標の探知にはレーダー波の発振が必要であり、戦闘機は自身に照射されるレーダー波から自分が捕捉されていることを知ることができます。OverG中では大きく分けてパルスレーダーとパルスドップラーレーダーに分かれます。
    1. 【パルスレーダー】 パルス波を使用するレーダーであり、もっとも基本的なレーダーです。目標に対して短い電波を送信し、目標に当たって帰ってきた反射波の往復時間とその時のアンテナの角度により目標との距離と角度を判別することができます。また、この距離と角度を継続的に測定し、その移動率を測定することにより目標のベクトルを判別することもできます。反面、地面や海面からの乱反射(グランド/シー・クラッター)が存在する見下ろし(ルックダウン)状態では目標と乱反射との区別がつかず、目標をロックオンすることができません。ゲーム中ではMiG−21がこのレーダーを使用しているため、低高度に逃げるとロックオンが外れます。
    2. 【パルスドップラーレーダー】 基本はパルスレーダーですがドップラーシフトを利用することにより動く目標のみを抽出することができます。自機の使用するレーダーは基本的にはこのパルスドップラーレーダーです。レーダーに対して近づいたり遠ざかったりする目標に当たったレーダー波は反射する際に目標の移動速度に応じた周波数変調(ドップラーシフト)を生じます。パルスドップラーレーダーは乱反射の中からある一定以上の周波数変調を受けた反射波のみを抽出することにより、移動する物体のみを見分けることができます。これらの利点と引き替えにパルスドップラーレーダーはレーダーに対してある程度以上の接近率を持たない目標(目の前を横切る戦闘機やホバリング中のヘリコプター)をロックオンできません。この現象はゲーム中でも再現されています。
    3. 【LPIレーダー】 Low Profile Intercept RADARの略でその名の通り相手に探知されにくいレーダーです。ゲーム中ではF−22のみが装備しています。
  2. 【赤外線センサー】 赤外線センサーは目標の熱く焼けた排気ノズルや空気との摩擦によって熱を持つ機体前縁が発する赤外線を探知し、追尾することができます。当然のことながら電波等を発振しませんのでこれによって狙われている機体は警告を受けとることができません。
    1. 【IRST】 InfraRed Search and Trackの略でその名の通り赤外線を使って目標を捜索し、追尾します。ゲーム中ではMiG−29系およびSu−27系の機体がこれを装備しています。IRST自体には目標との距離を判別する機能はありませんがレーザー測距儀と連動することにより目標との距離を測定し、目標の追尾情報を確保しています。
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